資産運用(インデックス投資)初心者におすすめの本

⑦資産運用
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資産運用を始める人・失敗経験ある人必読

『ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本語) 』
バートン・マルキール (著), 井手 正介 (翻訳)

ランダムウォークというのは、「物事の過去の動きからは、将来の動き方や方向を予測することは不可能である」という言葉を表す言葉(19頁)。

サルがダーツを投げて株式銘柄を選んでも、プロのファンドマネジャーが選んでも変わらない成果をあげることができるという「ランダムウォーク理論」に基づいて、個人投資家は、株式売買やプロのファンドマネジャーが運用する投資信託などに投資するよりもただインデックス・ファンド※を買って待っている方が、はるかにいい結果を生むということを検証結果をもって示しています。

※インデックス・ファンドというのは、日経平均や東京株価指数(TOPIX)、債券やREITなどの指標と同じ値動きを目指すファンド(投資信託)のことです。

色々な株式相場の予測方法を分析しているのも面白いです。

この本をお勧めしたい最大の理由は、私たち個人投資家がやるべきことを具体的に書いてくれていることです。これを読んで実践できれば、当社のようなファイナンシャルプランナー・ファイナンシャルアドバイザーはいらないな、と思います(笑)。資産運用始める前の必読の書だと思います。

失敗した経験がある人は特に腹に落ちる一冊で、自分が失敗した理由に気付くことができます。

『お金は寝かせて増やしなさい (日本語) 』水瀬ケンイチ (著)

もう1冊併せて読んでもらいたいのがこの本です。
ウォール街のランダム・ウォーカーを日本で実践したブロガーさんの著書です。
リーマンショックよりずっと前からインデックス投資を続けている方で、結果が出ているので説得力があります。ウォール街のランダムウォーカーも読みやすい本ですが、ウォール街のランダム・ウォーカーをさらにわかりやすくしてくれたような本です。

世の中の人みんながインデックスファンドのみに投資したり、経済が成長しなくなったり、資本主義が終わると、この方法は成り立たなくなってしまうのでしょうが、その時は今存在する方法のほとんどが成り立たないでしょうから、反論は気にせず水瀬さんのように一貫して継続することが大事だと心から思います。

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家計見直し・資産管理| かんぎフィナンシャル
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