資産運用を始める手順 その2:万一の時のお金を貯める

⑦資産運用
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万一のお金は現金と保険で備える

人生にはリスクがたくさん潜んでいて、
いつまとまったお金が必要になるかわかりません。
死亡や病気、怪我、親の介護などです。

万一の時のお金は、
現金あるいはいつでも躊躇なく現金化できる資産として
置いておきましょう、というのがこの章の趣旨です。
この資金を生活防衛資金と言います。

現金化できる資産

生活防衛資金は、
流動性があり(現金化しやすく)、
かつ低リスク(値下がりしにくい)
であることが望ましいです。

なぜ、低リスクが良いかというと、
いざ現金にするときに
値下がりして足りないということになれば
守るべきものを守ることができないからです。
低リスクの資産については、
安全資産とは?にまとめています。

生活防衛資金はいくら必要か

収入や年齢、そして家族構成などによって、
必要なお金は違います。同じような条件でも
安心できる金額というのも人それぞれです。

そこで、いくら用意しておけば安心なのかを
考えるヒントを紹介します。

月収の〇ヵ月分で生活防衛

年収の半分という人もいれば、年収の2年分という人もいます。
決まった額はありません。

そこで、収入が無くなり(仕事を失う)、
再び収入を得られるようになるまでの期間
と考えると、

20-30代 月収の6ヵ月分
40代 月収12ヵ月分
50代以上 月収24ヵ月分(2年分の年収)

くらいを目安にしてもらえればと思います。

躊躇なく現金化できるというのは、リスクの低い資産が良いと思います。
また、現金等の安全資産でカバーできないお金は
保険を使いましょう。

保険は必要額を細かく計算しないと
保険料が嵩み、生活防衛資金すら確保できなくなります。

基本は、生活防衛資金で賄い
自力では貯められれないような資金を
保険でカバーする、ということです。

まとめ

資産運用を始める前には、お金を貯めましょう。
目安は月収の6-24ヵ月分です。
決めたら頑張って貯めましょう!
貯まらなければ、生活を見直しましょう!

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家計見直し・資産管理| かんぎフィナンシャル
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