地価公示と日経平均の推移(令和2年分まで反映)

2020年1月1日時点の地価公示が公表されました。全体平均としては上昇も二極化が進行しています。

一方、新型コロナウイルス感染症ショックで、株価は乱高下。不動産は、このようなときに急な値上り・値下がりや、家賃の上昇・下落がすぐにはわかりにくいです。ちょうど売買しようとしてた人は、金融機関から待ったがかかったりすることでその影響を実感できるのかもしれません。

それが不動産投資のいい面でもあるわけですが、この記事は不動産が今後どのような動きをするかのヒントになればと思い、昭和50年~令和2年までの地価公示と日経平均の推移をグラフにしてみました(福岡、北九州と全国平均のみ)。

出典
日経平均株価(年末の終値):「日経平均プロフィル」https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/data
地価公示:国土交通省「地価公示」を基に著者が加工して作成

グラフは、左軸が地価(単位:円/㎡)で、右軸が日経平均株価(単位:円)、地価は「全国平均」、「北九州市平均」、「福岡市平均」を掲載しました。

各地価の特徴

地価については、福岡市と北九州市と全国平均を並べました。
福岡市はかなり地価が高騰しているはずだし、全国でも有数の大都市であるはずなのに全国平均より低いぞ、と疑問を持つかもしれません。なぜ福岡が全国平均を下回るかというと、東京の地価だけがダントツに高いからです。

ちなみに全国平均を上回る都道府県は、東京都以外に、埼玉県・神奈川県、京都府・大阪府・兵庫県だけです。
東京以外の2府3県も平均をわずかに上回る程度です。

埼玉 129千円
神奈川 191千円
京都 146千円
大阪 147千円
兵庫 129千円

東京 432千円
全国平均地価の動きは、ほぼ東京の地価の動きと同じということです。

また、福岡市は全国平均(東京)に近い動きをしていますが、北九州市は40年間緩やかに・小さく上昇し緩やかに下がっています。

2年遅れて地価公示に反映

日経平均と地価の全国平均を比べると、地価は、日経平均が落ち込んでから2年遅れで似たような動きになっています。じゃあ、不動産は2年後まで安心かというとそうではなく、すでに金融機関は引き締めていると思われ、そうすると取引が減り価格は下がる。また、新型コロナウィルスの影響が長引くほど、一人一人の所得は減り、消費は落ち込み、じわりじわりと家賃に影響が出てくるわけです。

所有している人は、それを踏まえて、どんと構えるのか、現金をしっかり確保しておくのか、多少割り引いても売り抜くのかを判断して行動することが大事。

さらに物件を取得したい人・これから不動産投資を始めたい人は、今が買い時かというとまだ時期尚早だと思うのですが、どんな時期も好物件に出会うの可能性はあるので粘り強く探すのが良いと思います。

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