住宅購入資金と取得費用<住宅取得の資金計画➀>

住宅取得資金(購入資金)計画

住宅は、人生の中でも一二を争う高価な買い物であり、ローンを組めば長い期間返済をしなくてはなりません。無理なく住宅ローンを返済していけるのか、そもそも住宅購入予算はいくらなのかを知っておくために住宅購入の資金計画は自身で立てられるようになっておきたいものです。

住宅取得とローン返済の計画を立てるために、住宅購入資金と取得費用(1回目)、住宅ローンの種類(2回目)、そして住宅ローンの返済方法・返済計画(3回目)を学んでいきます。

FP技能検定試験では、出題頻度の高い重要な項目です。

住宅取得時に支払うお金

まずは住宅取得時に支払うお金を整理していきます。

<住宅取得資金>

物件取得価格:土地代、建物代、固定資産税精算(取得日以後の分)

取得費用:登録免許税(登記)、不動産取得税、融資(ローン)手数料、火災保険料など

登記、ローン関係、上記以外の取得費用に分けた主な費用は次のとおりです。

住宅取得時の費用

出典:当社作成「ライフプラン・資金計画表<住宅の購入検討シート>」より抜粋

住宅の取得費用の目安は、住宅取得代金(建物・土地)に対して、新築の場合3~7%、中古の場合6-10%です。

不動産会社や住宅販売会社の試算には、不動産取得税が含まれていないことがあるので注意が必要です。

不動産取得税は、購入時の代金に含まれず、住宅取得後、数カ月後に役所から納付書が届きます。

住宅取得資金

次に、住宅を購入するための資金を見ていきます。

住宅購入費用、土地・建物代金と購入資金

住宅購入資金の代表的な調達方法は次の3つです。

  • 自分で用意する
  • 親・祖父母から出してもらう
  • 金融機関から住宅ローンを借りる

住宅ローンの種類や仕組みは次回説明します。

手付金と頭金の違い

手付金とは、契約時に買い手から売り手に支払うお金です。(住宅取得代金の10-20%程度)

本来は、売買代金の一部ではないのですが、契約で「売買代金の一部に充当」と定めることが一般的な手続きになっています。

契約成立後、買い手から契約を解除しても手付金は返還されません。売り手から契約解除をしようとすると、買い手に2倍の手付金を返還しなくてはいけません。

もう少し専門的な説明をすると、以下のようになります。

手付金とは売買契約が結ばれた際に相手方の債務不履行の有無を問わず解約権を認める目的の為、あるいは相手方に債務不履行があった場合には損害賠償もしくは違約金として買主から売主に対して支払われる金銭です。

公益社団法人不動産保証協会ホームページより引用https://www.fudousanhosho.or.jp/admission/generalsecurity/deposit/

頭金とは、広い意味では住宅購入に必要な取得代金・費用のうち、住宅ローン以外で支払う(つまり自己資金で支払う)部分をいいます。

住宅ローンは、基本的に取得費用分を出してくれないので、頭金と同じ自己資金なわけです。

狭い意味では、住宅取得代金(住宅費用は含まない)の支払について、ローン以外で支払う部分のことをいいます。

売り手側は、手付金を先に受取、残代金を決済時に受け取るわけで、残代金に頭金もローンも区別はありません。

頭金は、買い手の資金の色分けだけに使うということになります。

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