日銀短観と業況判断DIとは<FP-マーケット環境の理解➂>

日銀短観とは

日銀短観とは、日本銀行が行う全国の企業動向調査です。

全国企業短期経済観測調査、略して短観です。

資本金2千万円以上の民間企業を対象に年4回実施されています。

調査項目は、概況、事業計画、物価見通し、新卒者数の4つに分かれています。日銀短観の調査項目

調査結果は、ほとんどが業種別、規模別(大・中堅・中小)、製造非製造別でみることができます。

例えば今(2020年)であれば、日銀短観を見れば、新型コロナウイルスの影響で先行きが見えない状況のなか、企業がどのようにとらえ、見通しているかの傾向がつかめるのです。

業況判断

中でも注目は判断項目の業況DIです。

DIとは、ディフュージョン・インデックス(Diffusion Index)の略です。下の画像のように公表されます。(2020年9月の短観(概要)より抜粋)

日銀短観の概要

全体を確認したい場合は、下のURLからどうぞ。

https://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2016/tka2009.pdf

DIは、次のように算出されています。

DI =良いと回答した割合(%) -悪いと回答した割合(%)

マイナスだと厳しいということです。

(2020年9月は現況も見通しもマイナスばかり、でも通信・情報サービスはプラスだったり

小売は、大企業はプラスでも、中堅・中小はマイナスになっていたりする。)

これを見て、自分なりの見通しを立てたり、気になる業界や変な動きをしている業界に絞ってより詳しく調べてみたりという風に使えばいいのかと思います。

経済学の基礎知識を身に付ける本

FPには独立した経済学の科目がないので、経済学をもっと詳しく学びたい・身に付けたいときには、経済学が試験科目になっている資格のテキストを読む方法がおすすめです。

公認会計士、不動産鑑定士、中小企業診断士、公務員試験などに経済学があります。

著者の知る限り中小企業診断士試験のテキストが、程良いです。書店で販売されていて、初学者者にも読みやすく、入門書のように浅くなく、専門書のように難しくないのです。

Amazonの広告リンク貼っていますが、資格のテキストは好みがわかれるので、
大きな書店で見比べてから判断したほうがよいと思います。

中小企業診断士 最速合格のための スピードテキスト (4) 経済学・経済政策 2020年度

もっと詳しく勉強したい人は、公立図書館は経済書豊富なので読み漁るとよいです。難しいものも多いですが、新書の入門書など、軽めのものから読んでみると良いです。

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