物価指数とは?<マーケット環境の理解④>

⑦資産運用マネー講座
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物価指数とは

物価とは

モノやサービスの値段が上がった・下がったを指数にしたもの

指数とは

基準の年(基準年)の物価を100として、その時点と基準年を比較した数値

現在の消費者物価指数の基準年は2015年。

<例>【商品A】2015年:500円 ⇨ 2020年:540円

物価指数は108

   【商品B】2015年:15,000円 ⇨ 2020年:15,500円

物価指数は103.3

物価指数の種類

代表的な物価指数として、消費者物価指数と企業物価指数があります。

消費者物価指数:消費者世帯(家計)が購入した商品やサービスの価格を指数にしたもの

総務省統計局のホームページで毎月公表されています。

 

企業物価指数:企業間の商品の価格変動を測定した指数

(企業向けサービスは含まない→企業向けサービス価格指数という別の指数あり)

日銀のホームページで毎月公表されています。

物価指数には、総務省が毎月公表している消費者物価指数と日本銀行が毎月公表している企業物価指数がある。消費者物価指数には商品のみならずサービスも含まれるが、企業物価指数は物価のみの指数である。企業向けのサービス、例えば、金融(銀行手数料や利息)、広告宣伝費、通信費など、については、企業向けサービス価格指数で示される。企業向けサービス価格指数も日本銀行が毎月公表している。

物価指数の変動

景気が良く、経済活動が活発になると物価は上昇し、経済活動が停滞し、不景気になると物価上昇率が低下、あるいは物価が下落する傾向があります。

企業物価指数は、原油等の商品価格や為替変動の影響を受けるのため消費者物価指数と比べて変動が激しいです。

 

 

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