生命保険の商品と特徴(7)保険の特約とは

生命保険の主な特約の分類図FP技能士講座

特約とは

主契約の内容を充実する・補完するために付加する追加契約を特約と言います。

特約には、3大疾病特約入院特約通院特約リビング・ニーズ特約などがあります。

必ず主契約に付加することでしか成り立たず(特約単独では契約できません)、
生命保険会社ごとに特約を付けられる条件が定められており、主契約によっては付加できる特約と付加することができない特約があります。

特約の保険期間や保険料を払い込む期間は、通常は主契約と同じ期間です。

付加している特約だけの解約が可能ですが、主契約を解約(あるいは払済保険や延長保険に変更)した場合は特約も消滅します。

特約の種類

主な特約には次のようなものがあります。死亡保障、不慮の事故、医療、その他の4つに分類した全体図です。

生命保険の主な特約の分類図特約それぞれの特徴は次の通りです。

定期特約一定期間内の死亡や高度障害で
保険金が支払われます。
収入保障
特約
死亡保険金が年金形式で
支払われます。
災害割増
特約
不慮の事故・災害が原因で180日以内に
死亡・高度障害時に死亡保険金が増額さ
れます。
傷害特約不慮の事故・災害が原因で180日以内に
死亡・高度障害時の災害保険金のほか、
身体障がい第2~6級になった場合は、
等級に応じた保険金が支払われます。
災害割増特約より範囲が広いです。
疾病入院
特約
病気で入院した場合、
給付金が支払われます。
災害入院
特約
事故や災害によるケガで入院した場合、
給付金が支払われます。
通院特約病気やケガで通院することになった
場合、給付金が支払われます。
女性医療
特約
女性特有の乳がん、子宮筋腫、甲状腺の
障害、分娩の合併症などで入院や手術を
した場合、給付金が支払われます。
先進医療
特約
厚生労働大臣が認可している先進医療を
受けた場合、給付金が支払われます。認められいてる先進医療は、令和2年12月1日現在で80種類ですが、随時入れ替えが行われており、認可されている先進医療の数は増減があります。
リビング・
ニーズ特約
余命6カ月以内と診断されると、生前に
死亡保険金を受け取れます。
保険料は不要です。
特定疾病
保障特約
がん、脳卒中、急性心筋梗塞で所定の
状態になった場合、生存中に保険金が支
払われます。
未受取のまま死亡した場合は、死亡保険
金が支払われます。
介護特約要介護認定を受けた時や、日常生活動作で
介護が必要な状態・認知症の状態が一定
期間(一般的には180日)継続した場合、
一時金や年金が支払われます。

 

特約は、一見保険料が安く見えるため、無駄なものを付けがちです。

特約の対象になる事故や病気になる確率はどれくらいなのか、

いつ・どのような状態になったら保険金や給付金が支払われるのかをよく調べ、冷静に考えて追加しましょう。

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