企業・個人事業主のためのクラウドファンディング講座➀
クラウドファンディングの仕組み
Crowd(クラウド=群衆)とFunding(ファンディング=資金調達)を掛け合わせた言葉。
インターネット上で自分自身(自社)のやりたいこと・商品・サービスを発信し、
その思いに共感を得た人たちから資金を調達する仕組み。
購入型と寄付型と金融(投資・融資)型とに分けられる。
事業者が取り組むのは、購入型。
金融型は一般の融資と比べると調達コスト・金利ともに割高。
クラウドファンディングのサイト(運営会社)は50以上存在する。
実行者(企業・個人事業主)のメリット
クラウドファンディングで資金集めのことを
クラウドファンディングサイト上では、「プロジェクト」と呼ぶ。
プロジェクトを実行する企業は、次のようなメリットがある。
◆資金調達
◆市場調査・テストマーケティング
◆PR(Public Relations)やファン作り
を初期費用無しでできること。
代表的なクラウドファンディングサイト
事業者として利用しやすい大手の運営会社を列記した。
Readyfor(レディフォー)
Makuake(マクアケ)
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
kibidango(キビダンゴ)
A-port(エーポート)
GREEN FUNDING(グリーンファンディング)
ENjiNE(エンジン)
費用
ほとんどの会社が初期費用はゼロ、集まった資金に対して〇%という成功報酬型。
成功報酬の割合は、運営会社ごとに異なる。
別途かかる決済手数料との合計は、10~20%。
手順
目標達成しないと1円ももらえないAll OR NOTHING方式と
集まった金額が全てもらえるALL in方式があるが、
多くの運営会社が前者のみ。
以下、All OR NOTHING方式の場合の手順。
1.申込
2.審査(最後にだけ審査がある場合もあり)
3.プロジェクト作成
4.掲載・支援受付開始
5.目標達成:翌月~翌々月に手数料を引かれたお金
6.返礼品(リターン)発送
7.終了報告