経済指標、GDPと経済成長率とは<マーケット環境の理解➀>

経済指標とは

経済指標とは、経済活動を数値化した公的機関が発表する統計を言います。株式、債券、為替への投資を行うために、現状の把握と将来の予測を行うために経済指標の分析は不可欠です。そこでこれから複数回にわたり重要な経済指標の解説を行っていきます。

今回は、GDPと経済成長率です。

(1)GDP(国内総生産)

GDP(国内総生産)は、国内で生み出されたモノやサービスの付加価値額の合計額です。

経済規模を示す代表的な指標で、成長率が注目されます。成長率の大小よりも期待(予測)に対する大小で市場が動くことがあります。

指標発表時期発表機関
四半期別GDP速報四半期ごと2回計8回内閣府

付加価値額とは、単純に言えば儲けのこと。

付加価値は、単純に言えば儲けの合計額。儲けの合計は最終販売価格になり、国内支出額の合計、国内所得の合計とも一致する。

儲けの合計は最終販売価格になり、国内支出額の合計、国内所得(分配)の合計とも一致します。生産=支出=所得(分配)となることを三面等価の原則と言います。

国内総支出(需要)の計算式

国内総支出(GDE)

民間最終消費支出【家計】

+民間住宅投資 【企業】

+民間企業設備投資 【企業】

+民間在庫品増加 【企業】

+政府最終消費支出 【政府】

+財貨・サービスの純輸出 【輸出-輸入】

民間消費(最終消費支出)が最も大きな支出でGDP(GDE)の50-60%を占めています。

実質GDPは物価変動を考慮

GDPには、名目GDP実質GDPがあります。

名目GDPは物価の変動を考慮せず単純に計算した付加価値合計です。

実質GDPは、名目GDPから物価変動の影響を取り除いたGDPです。

経済成長率

景気判断に使う際には、GDPの金額よりも経済成長率(GDPの変動率)を使用します。

経済成長率にも、名目成長率と物価変動の影響を取り除いた実質GDPを使った実質成長率の2つがあります。正確な成長率を把握するためには物価の変動を取り除いた実質GDPを使用します。

👇このように発表されています。

<参考:内閣府「2020年4~6月期四半期別GDP速報 (2次速報値)」(2020.9.8発表分)

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経済指標-景気動向指数とは<マーケット環境の理解➁>

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