社会保険全体の対象者や給付対象

⑥社会保険・税金マネー講座
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社会保険の特徴

社会保険に社会保険には、健康保険(医療保険)、公的年金(年金保険)、労災保険、雇用保険、介護保険があります。下の図は主要な社会保険を一覧にしたものです。

 

健康保険(医療保険)

➀国民健康保険:被用者保険に入っていないすべての人(自営業者など)

➁被用者保険:
協会けんぽ:小企業の役員・従業員と家族—業務外の病気・けが・障害・死亡への保険給付
組合健保:主に大企業—業務外の病気・けが・障害・死亡への保険給付
共済組合:学校の先生や公務員、日本郵政

➂退職後の医療保険制度
75歳未満:任意継続・国民健康保険・健康保険の被扶養者
75歳以上:後期高齢者医療制度

労災保険

労働者
アルバイトもパートタイマーも全員対象(保険料は事業主が全額負担)
—業務上と通勤途上による病気・けが・障害・死亡への保険給付

公的年金(年金保険)

国民年金(第1号被保険者)
20歳以上60歳未満・第2・3号に該当する人は含まない

厚生年金保険(第2号被保険者)
就職時から退職時まで
65歳以降は仕事をしていても対象外

第3号被保険者
第2号被保険者の扶養に入っている配偶者
20歳以上60歳未満

雇用保険

雇用保険の強制適用事業に雇用されている労働者
—1.基本手当(失業)
—2.雇用継続給付
(1)高年齢雇用継続
(2)育児休業
(3)介護休業
—3.教育訓練給
(1)一般訓練給付
(2)専門実践教育訓練給付

介護保険

保険料(額・納付方法)・介護給付範囲が65歳前後で異なる
1.65歳以上(第1号被保険者)
2.40歳以上65歳未満(第2号被保険者)

介護認定を受ける—介護サービス(介護給付)を受ける(1・2号で給付の範囲異なる)

 

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