ライフプラン・キャッシュフロー表の作り方4

ライフプラン・キャッシュフロー表の作り方4回目です。

収入と支出(赤枠内)欄を埋めていく」がテーマです。

ライフプラン(生活設計)・資金計画の収入と支出欄を埋めて仕上げるまでの手順

<過去3回分はこちら>

Excelやスプレッドシートを使ったライフプラン(ライフイベント・キャッシュフロー表)の作り方を解説します。Excel初心者にもわかりやすい画像付きです。
(1)暦年、年齢を引き伸ばす。 <連続データ>コピーの詳細なやり方は、前回の記事を参照してください。 (2)収入と支出の小計を計...
ライフプラン・キャッシュフロー表の作り方(Excelで1から自分で作る)の3回目です。 1回目、2回名の内容はこちら👇 3回...

現在の収入と支出を書き出す

収入と支出の計画を立てるために、まず今の家計状況を書き出します。

【書き出すポイント】

  • おおよその収入と支出がわかればよいです。
  • 毎月の収支・年数回の支出については、1年分の合計にして下さい。ライフプラン表・資金計画表が1年単位だからです。

家計の現状を書き出す

家計簿を付けている人は、家計簿を基に標準的な収入と支出を書き写します。

家計簿を付けていない人は、表の項目にだいたいの金額を記入していきましょう。気を付けたいのが年に数回しかない支出や車検や火災保険のように複数年に1度の支出(ライフイベントに記載のモノを除きます)です。

感覚で書いた(収入-支出)の計算で出た答えが、毎月の預貯金や投資額(あるいは不足する金額)になっていればOKです。

<参考>家計チェックシートや家計分析シートも使ってみてください。

毎月の家計支出(生計費)を分析する 家計の毎月発生する生計費支出のどこを削るべきか、どこに問題があるかを把握することができて、なにから手を...
家計分析シートの概要と使い方 家計のチェックを行うために、企業の財務分析のような分析ができるようにしたいと思い、9項目の入力でご自身(家庭...

お金が減っているのか増えているのかわからない人は、まず増えているかどうかは通帳とお財布を見て確認します。そして先月と比べるだけです。(先月のを忘れているなら、来月確認)

毎月の収入と支出の把握記入例

1年目の列に書き写す

1年分に換算した収入と支出をライフプラン・資金計画表の本体に書き写します。金額の単位は、すべて万円で統一しています。

現在の収入・支出を書き出したらライフプラン表へ転記

金額の単位に決まりはありません。テスト(FP技能検定)では万円単位あるいは円単位が多いです。

企業の財務諸表や仕事での表示単位は、3桁区切り(千円、百万円)が一般的です。

ライフプランでは、1円単位でも千円単位でも、万円単位でもお好みで作成してください。ただし、表ごとに金額の単位が異なると見辛く、作成した本人も混乱する(見誤る)ため、使用する単位は統一するようにしてください。

2年目以降

1年目の金額を元本として、変動率を反映していきます。

変動率がない場合

1年目の金額をコピーして貼り付けます。たとえば、保険料の場合は、保険料の払込期間や満期が決まっている(予定がある)はずなので、その期間まで伸ばします。

「=」を使って左隣の金額を引用するか、1年目の金額を絶対参照(F4ボタン1回)で引用した方が、金額修正したときに楽になります(1年目のセルだけ修正したらよい)。

変動率がある場合

前年の金額を元に変動率分増加するような数式を入れていきます。
2年目の基本生活費の場合次のような数式になります。
2年目の基本生活費 = 1年目の基本生活費 + (1年目の基本生活費 × 変動率)
1年目の基本生活費 ×(1 + 変動率)

2年目の基本生活費(列Eの12行目)にこの数式を入力すると、「=D12*(1+C12)」となります。145.44という金額が出てきました。ライフプラン作成法・2年目以降の金額を計算する

四捨五入ですっきりさせる方法
(1)小数点以下の桁減らし

見た目の小数点以下の桁数を減らすだけの機能です。もし、1円未満の金額がでても残っていくことになるのでおすすめしません。

ライフプラン作成のコツ。表示金額の小数点以下の表示を消す方法

ライフプラン作成のコツ。表示金額の小数点以下の表示を消す方法

(2)ROUND関数を使う

小数点以下を四捨五入したいときには、ROUND関数を次のように使ってください。

1万円単位で金額を書いているので、1円以上を残したいときは、小数点以下4桁を残せばよいので、桁数を「5」としてください。

ライフプラン作成のコツ。表示金額の小数点以下の表示を消す方法

変動率設定のポイント
  • わかりやすくするため、1%という変動率を入れています。自由に設定してください。
  • 今の日本は、2%程度の上昇を目指しているものの、実際には0.1とか0.2%程度の物価上昇率になっています。
  • 賃金上昇率は、勤務先によって異なるので適宜調整してください。
  • 年金の場合は、物価上昇率に合わせたらよいと思います。

変動率ありの場合の3年目以降

あとは2年目の数式をコピーして3年目以降に貼ればよいのですが、3年目のF列に数式を貼付すると次のように数式の中身も1列ずれてしまいます。この場合、変動率1%(C12)で掛け算したいのにD列12行目の金額144で掛け算しているのでとんでもない金額になっています。
Excelの絶対参照について説明毎回数式を修正するのは面倒なので、絶対参照という方法を使えば、どこにコピー貼り付けしても参照元を固定することができます。
やり方:
2年目の数式=D12*(1+C12)」でC12の部分を選択してF4キーを1回押すだけ、
または、C12に$を付けて「$C$12」とするだけです。
ちなみに
 行(12)だけを固定したい場合は、「C$12」またはF4キーを2回押す
 列(C)だけを固定したい場合は、「$C12」またはF4キーを3回押す
となります。
下の画像のようになっていますか?
同じ要領で収入や他の支出欄をうめていきます。
少し応用(理解していれば超簡単で、作業が楽になります)
F4キー3回($C12 )にすると縦にコピー貼り付けするときに、列(横)は固定され、行(縦)はセルの位置に合わせてずれていくので、縦横にコピー貼り付けしても数式の調整を行う必要がなくなります。
今回はここまでです。
次回は、計画を作って、次どうするのか、や見直しポイントをお伝えできればと思っています。
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